今回は津幡町の「やたの湯」です。
倶利伽羅源平合戦で敗れた平家軍が温泉を発見し
その温泉で傷を癒したという言い伝えがあるそうです。
津幡町から山のほうに進むと
大きな黄色い看板があるのでわかりやすいです。
受付の方に500円を渡して中へ。
どうやら居酒屋さんと併設しているらしく、宿泊もできるみたいです。
伺った日も座敷で飲み会したあとに、その場で寝ている方がいたりするなど
かなりアットホームな雰囲気でした。


イメージとしては民宿のお風呂場のような感じで
定員3人の浴槽が1つだけで洗い場が4か所と非常に小さい作りです。
この日はほぼ貸し切りでしたが、他に2名ほどいらっしゃれば
結構窮屈になるぐらいの大きさです。
露天風呂は昔は営業されていたみたいですが、今は休止中となっていました。
シャンプー等は備え付けあり、ドライヤーありというところからも
宿泊施設感がありますね。
浴槽はバイブラの部分もあり、温泉の湯口の上には守り神のタヌキ様がいました。
温度は40℃に加温されており、ゆっくりと浸かることができ
体の芯から温まることができました。
ここの温泉は、いわゆる療養泉ではない温泉です。
(泉質名としては「なし」になるのでしょうか)
源泉は15.9℃であり25℃未満
溶存成分は0.56g/kgであり1g/kg未満と条件からいずれも外れておりますが
メタけい酸が71mg/kgと50mg/kgを超えているため
「温泉法第二条の別表に規定するメタけい酸の項による温泉に適合」
ということで温泉になります。
ですので体への負担が少なく、安全に入れる優しい温泉だと言えます。
温泉に入って、お酒を飲んで座敷で寝る。
これができる近所の人が非常にうらやましいです。
| 泉質 | なし(低張性アルカリ性冷鉱泉)※温泉法第二条の別表に規定するメタけい酸の項による温泉に適合 |
| 温度(湯船) | 40.1 |
| 温度(水風呂) | - |
| 質感 | 少しぬるぬる |
| 湯色 | 極薄い茶色? |
| 給湯 | 不明 |
| 飲泉可否 | 不可 |
| サウナ有無 | 無し |
| 湯船数 | 内1 露天は休止中 |
| 広さ | 極小(4未満) |
| 料金 | 500円(大人1人) |
| 営業時間 | 平日:16:00~21:00 土日祝:12:00~21:00 |
| 公式サイト | http://yatanoyu.sakura.ne.jp/about/onsen_v2.html |
| 客層 | 地元客中心 |
| 備考 |