みなさん、こんにちは。管理人1号のかめ吉です。

SPALOG♨を立ち上げたものの、新型コロナの影響により、

なかなか温泉へ行くことができず、サイト更新もできておりません(T_T)

更新がないのも寂しいので、不定期で”管理人のつぶやき”という

温泉に関連したつぶやきを投稿して行こうと思います。

第1回となる今回は、このブログのテーマにもなっている”温泉”について

温泉とは何なのかという内容をご紹介したいと思います。

皆さんは温泉って何?と聞かれたら、どんなことを考えますか?

イメージは「温かい水」、「鉱物成分を含んだ水」ではないでしょうか。

写真は岐阜県の奥飛騨温泉にある「平湯の湯」という立ち寄り湯です。

料金は”寸志”ということで、誰でも気軽に入れるいい温泉です。

写真のように濁った温かい源泉が絶え間なく注がれており、

見るからに何か成分が溶け込んでいそうな、温かい水です。

長くなりましたが、温泉には明確な基準が法律によって定められています。

それが”温泉法”という法律です。(まんまですね)

以外と古い法律で、昭和23年に制定され、これまで何度か改正されました。

この法律によると温泉とは下記のように定義されています。

「第二条 この法律で「温泉」とは、地中からゆう出する温水鉱水及び水蒸気その他のガス(炭化水素を主成分とする天然ガスを除く。)で、別表に掲げる温度又は物質を有するものをいう。」

※別表
一 温 度(温泉源から採取されるときの温度とする。)
 摂氏二十五度以上
二 物 質(左に掲げるもののうち、いづれか一) 
 ・溶存物質(ガス性のものを除く。)総量一、〇〇〇ミリグラム以上
 ・遊離炭酸(CO2)二五〇ミリグラム以上
 ・リチウムイオン(Li・)一ミリグラム以上
  ※多いので以下省略。
   物質では溶存物質が総量1000ミリグラム以上か、
   計18成分のうち1つ以上を含むことが規定されています。

つまり温泉とは何かと聞かれたら、

下記3点のうち1つ以上を満たせばそれは温泉ですよということになります。

①25℃以上の温水、鉱水、水蒸気そのたガス
②溶存物質の総量が1000ミリグラム以上
③指定された18成分のうち、1つ以上を含む

以外と温度は高くないんですね。

個人的には人間の体温以上はないとダメかと思っていました。

成分を含んでいない単なる温水でも、25℃以上あれば温泉だということです。

そして面白いのは、液体で湧出していなくても水蒸気(気体)でも温泉です。

例えば有名な神奈川県の箱根にある大涌谷では、湧出する温泉量を補うために

噴出する水蒸気に地下水を当てて、水蒸気の成分を地下水に溶け込ませる

「造成温泉」という形態を一部利用されています。

この人工的に作られた温泉も、上記の規定を満たせば天然温泉です。

人工ではあるものの、天然温泉(水蒸気)を溶け込ませたものですので

入浴剤を混ぜたようなお湯とは異なり、天然温泉となります。

入浴剤や薬草風呂といった銭湯が人工温泉ですね。

人工でも天然でも私は大好きです。でもできれば天然がいいですね。

長くなってしまいましたが、また次回も何か書いてみたいと思います。

早くコロナが収まって、温泉のレポートができるようになるといいなぁ。

 

管理人1号:かめ吉