泉質 | ナトリウムー炭酸水素塩・硫酸塩泉(低張性弱アルカリ性温泉) |
温度(湯船) | 43.2℃ |
温度(水風呂) | - |
質感 | つるつる |
湯色 | 無色 |
給湯 | 循環 |
飲泉可否 | 不可 |
サウナ有無 | 無し |
湯船数 | 内1 |
広さ | 小(4名以上~10名未満) |
料金 | 380円 |
営業時間 | 平日12:00~19:00 土日祝12:00~20:00 |
公式サイト | http://www.hakusan-spa.com/c6036.html |
客層 | 地元客中心 |
備考 |
今回は新中宮温泉センターをご紹介します。
ちなみに温泉に行ったのは一旦コロナが落ち着いていた7月後半で、最近はまた自粛生活です。。。
はじめてこの温泉にたどり着いたのは単なる偶然でした。
ある天気の良い休日に、とにかく山の中に行きたくなりました。
きっと生まれが自販機もない山奥なので、たまに恋しくなるのです。
それで、とにかく山の方へ行こうと白山方面へ適当にドライブをしていると
かなり高い橋を渡ったその先の、小さな集落のなかにこの温泉が突然現れました。
第一印象は、この集落の人たちがうらやましい。専用温泉じゃないか。という感じ。
ちなみに空から見るとこんな感じ。
温泉はすぐとなりに今は営業していないようですが、白山中宮温泉スキー場があり
そのせいなのか、広大な駐車場があります。
1000台くらい停められそうな広さ。運転が苦手な人でも安心です。
肝心の温泉はというと、まず380円という超低料金です。
地元民価格とかではなく、私のような外から来た客でもこのお値段。
ちなみに子供は100円です。
中に入ると、地元のご婦人方が休憩スペースでお話をされており、アットホーム感が漂います。
地域のコミュニティとして重要な施設なんですね。
ちなみに会話は全く聞き取れません。TOEICのリスニングのほうがまだわかります。
それもまた地元に帰ってきたような懐かしさでした。
脱衣場は鍵のないカゴスタイルですが、浴場との間はガラス張りなので多少安心できます。
確か外に鍵付きのロッカーもあったような。。。。この日は数件温泉を巡ったのでちょっと記憶が曖昧です。
浴場は洗い場が10席ほどで、浴槽は1つ。
やはり高齢の方が多い地域ということもあり、浴槽の中にも手すりをつけるなど心配りがされています。
浴槽は半岩風呂のような作りになっており、岩からお湯が流れています。
どうやらこのお湯は源泉のようで、温度が低めでした。温泉分析書を見ると29.7℃とありました。
浴槽の温度は43.2℃と、熱めのお湯がお好きな方も満足できる温度設定になっております。
泉質は炭酸水素塩・硫酸塩泉ということで、この2つが揃っている温泉は珍しいのではないでしょうか?
お湯の温度が高いだけでなく、炭酸水素塩泉の温熱効果や硫酸塩泉の保温作用もあり
温泉から上がったあとも、ポカポカです。冬におすすめですね。
スキー場の隣りにある温泉としては、最高の泉質です。
炭酸水素塩泉(旧重曹泉)は石鹸のような作用もあり、お肌もつるつるになります。
入浴されている方は地元っぽいおじさまが多く、皆さんマナーをまもって静かに楽しまれていました。
また山が恋しくなった頃、訪ねてみたいと思いました。いいお湯でした。
【所在地】